無効電力計

無効電力計とは、変圧器、負荷機器などの交流回路の無効電力を計測し、表示する電気計器です。無効電力は負荷によって消費されない電力で、電力機器を動作させる際の電圧の調整に利用されるもので、無効電力計は内部で力率が1の時に電流コイルの電流と電圧コイルの電流の位相差が一定値になるように調整がなされています。無効電力には遅れ無効電力と進み無効電力があり、前者は送電時、電流の周囲空間に磁界が発生することにより、消費されるエネルギーのことであり、誘導負荷によって生じる無効電力で、後者は電圧印加によって消費されるエネルギーのことであり、容量負荷による無効電力のことです。無効電力を供給したり、消費したりする設備として電力用コンデンサや同期調相機などが挙げられます。

CONTACT

お問い合わせ


製品に関すること、カタログ・見積書のご請求、
採用について等、
お気軽にお問い合わせくださいませ。