耐震計算

地震で家やビルがぐらぐらと揺れたとき、その建物が地震に耐えられることがわかっていると安心です。同様に、キュービクルなどの電気設備も地震に対して耐えられるように作られていなければなりません。しかし、むやみに頑丈に作ろうとすれば、膨大な費用がかります。また、必要以上の材料を使うことによって、設備を設置するためのスペースも大きくなってしまいます。このようなことを防ぎながら、電気設備が確実に地震に耐えられるようにするため、設計段階で十分な強さを確保するための計算を行います。これを耐震計算といいます。耐震計算では、構造物としての単純な強度のほか、予想される地震の大きさと重心位置によって、地面や建物に固定する材料(アンカーボルト)の太さや、固定する間隔などが確認されます。重要なのは、接地面から重心の距離が、地面や建物に固定する間隔に比べて十分に小さいことです。単純に重心位置が低いだけでは安全であるかどうかはわかりませんので、注意が必要です。

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