力率

力率(りきりつ)とは、有効電力÷皮相電力により求められる割合のことで、1に近いほど理想的な状態となります。力率は、電源から流れた電力がどれだけきちんと消費されているかを表すために用いられるものです。力率が下がると、無駄に大きな電源を用意する必要が出てきたり、送電のために必要以上の設備投資が必要になったり、電圧が低下するなど、様々な弊害が生じます。特に電力会社などは、力率が悪いと電気料金の高騰や経営の圧迫につながるため、その改善に力を入れています。力率を改善するには、電圧と電流のずれ(位相差)をなくすことが必要であり、そのために進相コンデンサの取り付けにより位相のずれを解消するなどの対策が取られています。

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