放電コイル

力率改善や電圧調整等の目的で交流回路の負荷と並列に接続して使用し、コンデンサに常時併用され、コンデンサを回路から切り離した時の残留電荷を短時間に放電させる目的で放電コイルが用いられます。なお、すべてのコンデンサは放電抵抗を内蔵しているため、放電することはできますが、放電抵抗では放電時間が長くかかるため、短時間で放電することのできる放電コイルが必要となります。放電コイルの種類は屋外用として油入式、屋内やキュービクル用には乾式のものが使用されます。乾式のモールド放電コイルはエポキシ樹脂でモールドされており、耐温や耐久性に優れています。また、油を使用していないため、保守や点検が容易です。放電コイルは直列リアクトルによる過電圧を避けるため、直列リアクトルの電源側に接続する必要があります。

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