不足電圧継電器
不足電圧継電器とは、ある条件の状態になったときや条件が電気回路を開閉する電力装置である継電器の一種です。交流不足電圧継電器というものもありますが、ここでは直流不足電圧継電器について説明します。とはいえ、交流不足電圧継電器との違いは不足電圧を検出する対象が交流回路であるか直流回路であるかになります。用途は直流回路の不足電圧を検出した際に警告する、電圧低下による変動や能力低下の監視をするなどです。表記は英語のUndervoltage Relaysの頭文字をとったURが一般的に使われています。直流不足電圧継電器は動作時間および動作電圧をスイッチなどで整定することのできるタイプの製品が広く流通しています。