電力計

電力計とは、名前の通り電力を測定する計器をいいます。電力の大きさは電圧と電流の積によって求められますが、指針で指示するタイプの電力計では内部のコイルの組み合わせによって、指針の動きが電圧と電流の積に比例するような構造になっています。最近ではデジタル式の電力計も普及していて、こちらはデジタル演算によって電圧と電流の積を求めています。どちらを使っても注意しなければならないのは、交流で働くモーターや蛍光灯の電力測定では力率による無効電力の存在を考えなければならないことです。また最近ではインバータなどの使用によって、電流に含まれる高調波も多くなってきています。 一般に、電力の測定は、むだなく電力を使用するために行いますので、指示されるのは皮相電力、有効電力のどちらか、高調波の影響の有無などを知っておく必要があります。

CONTACT

お問い合わせ


製品に関すること、カタログ・見積書のご請求、
採用について等、
お気軽にお問い合わせくださいませ。