電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士は読んで字のごとく、電気工事の施工を管理する技術者です。といってもピンときませんね。以前から電気工事士という資格がありましたが、こちらは、電気工事を行うのに必要な資格です。あれっと思った人もいるかも知れません。電気工事の施工を管理する電気工事施工管理技士は、電気工事ができる必要はないのです。また、電気主任技術者は工場などで選任を義務づけられている電気工事や保安の技術者です。こちらの有資格者も電気工事はできませんが、一定の条件のもとで、電気工事士が代行することはできます。さらに掘り下げると、電気工事施工管理技士は国土交通省、電気主任技術者と電気工事士は経済産業省の所管です。つまり、一定以上の規模で建設工事を行うとき、これに伴う電気工事を管理するために必要な資格といってもよいでしょう。特に、請負額3000万円以上の場合には監理技術者がいないと工事ができませんが、1級電気工事施工管理技士はこの監理技術者としての資格も持つことになっていることから、この資格の目的がより明確になるでしょう。

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