電圧計
電圧計とは、電圧を計るための測定器です。仕組みは電流計とほとんど変わりません。電圧は、オームの法則より電流と抵抗を掛け合わせることで算出することが出来ます。つまり電圧計は、電流計が測定した値に、内部抵抗を掛け合わせた値を計測値として出しています。電圧計は電流計と同じ仕組みと書きましたが、回路につなぐ時は電流計とは違い並列につなぎます。多くの電圧計には赤いプラスの端子が一つ、黒いマイナスの端子が大きい方から順に300V、15V、5Vの三つついています。回路の電圧を測定する時は、プラス極は赤い端子に、マイナス極はまず300Vの端子につなぎ、低い電圧を計りたい場合は、15V、5Vと小さい方につなぎ変えることで電圧を測定します。