デマンド監視装置

デマンド監視装置とは、設定した最大需要電力であるデマンド値を越える際に警報を発する機械です。デマンド値超過時の警報だけでなく、あらかじめ設定した機器の自動制御を行うことができるものはデマンドコントローラーといいます。高圧電力メーターが測定する30分ごとの電力の平均値がデマンド値ですが、高圧の電力契約では、1年間での最大デマンド値が契約電力となるため、特定の時間帯のみ高いデマンド値を記録した場合、年間の契約電力は大きくなってしまいます。デマンド監視装置は、コンピューターなどによる時間ごとの電力消費量のモニタリング・分析ができるため、ピーク時の電力の移行、契約電力の低減によるコスト削減や省エネルギー化が可能になります。監視対象の設備が複雑な場合、使用電力状況に応じて手動制御を行うこともできます。現在、電機メーカーなど各社から発売されており、オフィスビルをはじめとする様々な施設に導入されています。

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