地絡過電圧継電器

地絡過電圧継電器とは、ある条件の状態になったときや条件が電気回路を開閉する電力装置である継電器の一種であり、大地と電路との間の絶縁が極度に低下してアークもしくは導体によってつながる、いわゆる地絡事故時に発生する零相電圧を検出して動作します。主に地絡発生の警報や後備保護用として使用されています。太陽光発電システムを高圧連系する場合、系統を保護するために地絡過電圧継電器の設置が法令(系統連系規定)で義務付けられており、地絡過電圧継電器が動作した場合、太陽光発電システムから送られてくる直流の電気を交流に変換するパワーコンディショナーが停止するようになっています。50kW未満の低圧連系では地絡過電圧継電器は設置しなくてもかまいません。

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