接地形計器用変圧器

接地形計器用変圧器とは、対地、線間電圧、電路中性点間の電圧の計測、三相回路の地絡事故時の零相電圧の検出、出力に使用する計器用変圧器のことで、EVT、GVT、GPT、ZPTなどの略称があります。利用時には一次端子の片方を電路に接続しもう片方を接地します。また、継電器と組み合わせて地絡保護に利用します。注意点として、平時より絶縁体表面の点検、電磁的なノイズの計測を行い、絶縁破壊の前兆現象を捉えて見落とさないようにすること、二次端子が短絡状態になることで、巻線の焼損、計器類の破損を引き起こす可能性があるため、二次側出力端子を短絡状態にしないことが挙げられます。受電設備などでの零相電圧の検知には適さないため、コンデンサ形地絡検出装置が使用されます。

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