制御電源

制御電源とは、主回路で扱う主電源とは異なり、主回路を制御する制御回路に供給する電源のことで、一般的には24ボルト直流が利用されています。主回路には100ボルト以上、場合によっては数万ボルトまでの高圧が利用されています。一方で制御回路では、ダイオードやサイリスタ、ICなど比較的低電圧で動作する部品を利用していることや、主回路と同じ高圧では制御回路が耐えられないこと等を理由として、制御電源の電圧には低電圧が利用されています。また、主回路とは別の電源を使用することで停電などのリスクを分散させるという観点からも、主回路とは別の制御電源を設けることは理にかなっています。電気回路において制御回路は非常に重要な役割を担っているので、主回路と独立した電源を持たせ、安定した制御ができるような構造をつくって、安全や信頼度を担保しています。

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