ストリング監視装置

ストリングとはひとつながりになったものやひもを指す言葉ですが、太陽光発電設備などでいうストリングは、いくつかの太陽電池を直列につないで1単位としたものです。太陽電池発電設備を構成するためには太陽電池ストリングをたくさん設置しただけでは不十分で、得られる電流を監視したり、制御したりすることで、初めて1つの太陽電池発電設備となります。このとき、ストリング単位で太陽電池を常に監視して、新品のときの発電の状態や、他のストリングとの比較をすることで、どの太陽電池が故障しているか(あるいは故障しそうか)や、メンテナンスが必要な時期、交換時期の予想などを知ることができます。たくさんの太陽電池を直列・並列につないだ場合、発電そのものはできますが、すべてが故障するまで、何が起こったのか、どこが故障しているのかはわかりません。このようなストリング単位で監視するしくみをストリング監視装置といいます。最近では高度な通信技術を用いて、さらに細かく(パネル単位)監視するしくみもできています。

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