重畳用変成器

重畳用変成器とは絶縁監視電圧発生器に付属し、絶縁監視用のための電圧信号を、B接地線から電路に重畳する変成器です。電路の正常な絶縁状態を常時監視することは、安全に高圧電力施設の運用を行うために重要な事柄です。特に、通信システムやコンピューターサーバーのように365日24時間稼働する場合、絶縁状態の測定のために、システムを止めることは困難です。また、電源を止めて絶縁状態の測定を行うことは費用の面でも、効率の面でも大きな無駄が生じます。そこで、電路に微弱な低電圧低周波交流電源の電圧を大地と電線間に重畳させて、監視する電圧に対する漏電を検出する(Igr方式)絶縁監視装置は電気設備の安全運用に大きな役割を果たします。

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