確度階級

計器用変成器や変流器における確度(正確度)を示す階級のことを確度階級といいます。一定の周波数における定格電圧または定格電流を加えた時の、比誤差の限度値で表します。計器用変成器や変流器は磁性材および巻数、電線径を変更することによって確度を上げることができます。例えば、変流器の場合、電流×巻数を上げると端子電圧が上昇するため、自己損失(無負荷損失)も大きくなり、確度階級を上げることになります。JISではそれぞれの確度階級別に誤差限度幅の規定はありますが、自己損失については規定されていません。しかし、計測に使用する場合は、自己損失によって値が変動するため、確度階級だけでなく自己損失も確認する必要があります。

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