CVCF(定電圧定周波数装置)
CVCF(定電圧定周波数装置)とは、電気使用量の増減に伴う負荷変動や電力供給側の品質変動による電圧や周波数の変動に対して同期せず、常に一定の電圧と周波数の高品質の交流電源を供給するための装置です。情報通信機器やコンピューター等は不安定な電圧、周波数の影響を受けシステムエラーやネットワークエラーなどが起きることがあるため、高品質の電源確保を目的としてCVCF機能のある電源装置が使われます。また、周波数の変換(50Hz←→60Hz)変換が可能な製品もありますので、周波数変換装置として利用される場合もあります。現実にはCVCF機能のついたUPSやバッテリーを内蔵したCVCF等の製品があるため、UPSとCVCFは区別が難しくなっているのが現状です。