テレメータ
様々なデータを遠隔で測定し、収集したデータを監視箇所へ一定間隔で自動送信する装置をテレメータと言います。国や自治体では、災害の発生などを監視するために、各地に雨量や積雪、道路の交通情報を測定する装置を設置し情報を収集して監視しています。火山が噴火した際の泥流の検知や地震の発生を検出するものなど、自然災害を監視する装置もあります。テレメータシステムを構築するには、上記で説明した観測局装置の他に、各観測局装置からデータを収集する監視局及び観測局と監視局を繋ぐ通信回線が必要です。通信回線には無線を使用した無線回線や光ファイバーなどを使用した有線回線があります。装置の電源を確保できないような山奥などの箇所に設置される観測局は、太陽光発電システムによって運用されています。