感電
感電とは、機器の操作ミスや、機器の故障等の何らかの原因によって人体に電流が流れることです。人体の電気抵抗は低いため電流は人体を流れやすく、更に、人体が水に濡れている場合はより電流が流れやすくなり、感電は一般的に起こりやすいものと言えます。軽い感電であれば、軽い痺れや軽い痛みで済みますが、大電流が人体に流れると、最悪の場合死に至ることもあり得るので、電気設備の取り扱いには細心の注意を払う必要があります。例えば、電気機器にアースや漏電遮断機を取り付けること、濡れた手で電気機器に触れないこと、電気機器の操作の際にはゴム等の絶縁物質により構成される手袋を使用すること等を、必要に応じて実施すると良いでしょう。